千山万水
せんざんばんすい
画題
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解説
画題辞典
千山万水は山岳重畳、渓流河川縦横するの景を形容せるものなり、
渡辺崋山作に最も有名なるものあり(信濃小野榮右衛門氏所蔵)
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
深山を形容した詞、山又山、川又川、其の極を知ることが出来ない、雄大なる山水画に用ひらる。『続元怪録』に曰く。
韋義方往天壇南尋妹、千山万水、不見有路、問樵人無知張老荘者。
『千山万水』と題したものでは渡辺崋山の作最も有名である。(奈良磐松氏蔵重要美術品)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)