餓鬼道
がきどう
画題
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解説
画題辞典
仏典に三塗、三悪趣、六道、六趣、六界の一なり。地下五百由旬の閻魔の界辺を以て本所となす。現世に悪業を作リ性慳貪なるもの、此趣に堕つという。此道に堕つれば、常に餓飢に苦しみ、而も尚ほ食する能わず、其喉は細りて針の如く水飲むべからず、食を見て之を口にせんとすれば即ち火に変ずという。
備前曹源寺所蔵に国宝として伝わる餓鬼草子は、藤原光長の筆なり、残缺尚各家に分蔵す。
(『画題辞典』斎藤隆三)
がきどう
仏典に三塗、三悪趣、六道、六趣、六界の一なり。地下五百由旬の閻魔の界辺を以て本所となす。現世に悪業を作リ性慳貪なるもの、此趣に堕つという。此道に堕つれば、常に餓飢に苦しみ、而も尚ほ食する能わず、其喉は細りて針の如く水飲むべからず、食を見て之を口にせんとすれば即ち火に変ずという。
備前曹源寺所蔵に国宝として伝わる餓鬼草子は、藤原光長の筆なり、残缺尚各家に分蔵す。
(『画題辞典』斎藤隆三)