秋の七草

提供:ArtWiki
2025年4月30日 (水) 09:00時点におけるWikiSysop (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

総合

近世視覚文化を読み解くあきのななくさ


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

山上憶良の撰にして、萩、尾花、葛花、瞿麦、女郎花、藤袴、朝顔の花の七種で、万葉集第七巻に出づ。(尾花撫子女郎花藤袴牽牛花

秋の野に咲きたる花をおよび折りかき数ふれば七くさの花

萩が花。手花〈をばな〉、葛花、瞿麦の花、女郎花、また藤袴、朝顔の花  (万葉集)

此の中で、古来種々の議論のあるのは、最後の『あさがほ』で、今日いふ『牽牛花』の『あさがほ』はまだ輸入されて居らず、木槿説もあるが、これも論拠薄弱、結局、桔梗の花といふことに一致した。  (各項牽牛花木槿を見よ)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)