月下飛雁
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げっかひがん
画題
画像(Open)
解説
東洋画題綜覧
雁の渡るは多く夜間である処から月下に飛雁を画く、蘇澹の詩に曰く
客子起常早、月明殊可親、一声沙角雁、匹馬渡頭人、顧侶鳴偏切、悲秋興転真、蘭閨夢廻処、応憶客辺身。
古来図せらるゝところ極めて多い。
尾形光琳筆 大沢百花潭旧蔵
渡辺崋山筆 神戸挙一氏旧蔵
田能村竹田筆 松本双軒庵旧蔵
中島来章筆 田村新吉氏旧蔵
椿椿山筆 中村藤吉氏旧蔵
陳子和筆 東海庵蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)