朱孺子
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しゅじゅし
画題
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解説
東洋画題綜覧
支那の仙人、此の仙人の伝には犬が現はれて来るのが面白い。『列仙全伝』第三に曰く。
朱孺子、三国時永嘉安固人、幼師道士王玄真、居大若岩、深慕仙道、時採黄精服餌、歴十余年、嘗於渓畔見二花犬、逐之、入枸杞叢下、与玄真共掘其処、得二枸杞根、形状即如花犬、堅若石、乃煮之三昼夜、孺子試取汁飲之、即覚身軽能飛、昇於前峰之上与玄真謝別乗雲而去、至今号其峰為童子峰玄真後食其余、亦得不死、乃隠于岩西陶山採樵者或見之。
これを画いたものに、富田渓仙の作(第七回日本美術院展出品)がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)