朱孺子

提供: ArtWiki
2021年12月7日 (火) 19:09時点におけるWikiSysop (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

しゅじゅし


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

支那の仙人、此の仙人の伝には犬が現はれて来るのが面白い。『列仙全伝』第三に曰く。

朱孺子、三国時永嘉安固人、幼師道士王玄真、居大若岩、深慕仙道、時採黄精服餌、歴十余年、嘗於渓畔見二花犬、逐之、入枸杞叢下、与玄真共掘其処、得二枸杞根、形状即如花犬、堅若石、乃煮之三昼夜、孺子試取汁飲之、即覚身軽能飛、昇於前峰之上与玄真謝別乗雲而去、至今号其峰為童子峰玄真後食其余、亦得不死、乃隠于岩西陶山採樵者或見之。

これを画いたものに、富田渓仙の作(第七回日本美術院展出品)がある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)