兵庫髷
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ひょうごわげ
画題
画像（Open）
解説
東洋画題綜覧
婦人の結髪の一種、摂津国兵庫の佐比江町の遊女から起つたといふ、慶長の末から起り、寛永の頃から数十年の間流行した、髪を頂後に集め結び末をねぢまき、頂上に突出せしむ、ねぢたのは有平糖のやうである、髱、下に出で左右の耳の後に短い髩そぎあり、後年突出を縮めて、それより左右へ突出を作つたのを横兵庫と云ひ、豎兵庫はこれに対していつた元の形であらうと、略して兵庫。 （大言海）
浮世絵に此の髷を結ふてゐる婦女を描くもの多い。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）