稗蒔

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ひえまき


画題

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解説

東洋画題綜覧

小さい水盤などに野を蒔き、芽が出て青田のやうな風情を見せる、時に小家や案山子、白鷺などの細工ものを置いたりする、徳川時代から明治中期ごろまでよく行はれ風俗画などに描かれるものあり、鏑木清方の作にも見えた。近頃絹糸草もて之に代ふ。

稗蒔や赤笠案山子丹頂の鶴  福助

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)