范文正
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はんぶんせい
画題
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解説
東洋画題綜覧
支那宋朝の名臣にして、天下を治むる事、車を引くが如く、舟を推すが如しとて、慶暦車之祐舟といはれし人、又、文をよくし、彼の有名なる『岳陽楼記』『厳先生祠堂記』は、共にその筆に成るもの、収めて『古文真宝』にある。
範沖淹、字希丈、呉県人、刻苦読書。大通六経之旨、大中祥符間第進士、慨然有志於当世、嘗曰、士当先天下之憂而憂、後天下之楽而楽仁宗時為右司諌、極論時政歴州所至有恵政、以竜図学士知延州、西賊大懼、召拝枢密副使、進参知政事、未竟所施率、諡文正。 (万姓統譜―古文真宝)
范文正を画いたもの井上爵家に伝趙子昂筆といふものがある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)