「策彦和尚」の版間の差分
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2025年5月7日 (水) 09:00時点における最新版
さくげんおしょう
画題
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解説
画題辞典
策彦和尚は戦国時代の学僧なり、名は周良、細川政之の宰、井上宗信の第三子なり。文亀元年京都に生れ、九歳にして鹿苑寺心翁に参じ、諸子百家の書に通ず、大永三年二十三歳を以て天龍寺妙智院に住し、天文八年及十六年の二回、大内氏の嘱により大明に使す、天下第一学僧の名高し。武田信玄その道価を聞きて欽仰措かず、切に下向を請ひ、甲斐の禅林、恵林、長興、継統の三寺を之に附す。
京都天龍寺妙智院所蔵に策彦像あり、国宝なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)