（けいじょうさとのいなづま）
元治元年（1864）八月に大阪の角の芝居（座本尾上多見舛）にて上演される。権八役は市蔵と記録されているが、小紫役は千之助となっている。
市蔵、江戸戻り、権八にて大立大評判。京都にても権八大当り。と記録されている。
参照『歌舞伎年表第七巻』岩波書店 昭和三七・三・三一