「つくばねのミねよりおつるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる」の版間の差分
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総合
筑波山の峰からしたたり落ちる水無川の水が積もり積もって淵となるように、あなたを恋いそめた心が積もって、淵のように深く湛えられるまでになったのです。
『百人一首 秀歌選』 訳 久保田 淳 昭和六十二年七月 ほるぷ出版
思ってもください 東の国の筑波山の 峯から細々落ちてくるわずかな水もつもれば満ちて 男女川ともなるというのに 思ってもみてください 私の恋も つもりつもって 今ははや 深い淵
『百人一首』 編集 井澤 豊一郎 2005.12 世界文化社