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とりのまち
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=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=酉の市&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=酉の市 Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=酉の市 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=酉の市 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:酉の市 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=酉の市 Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=酉の市 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=酉の市 CiNii図書検索]



===解説===



===画題辞典===

酉の市は世俗大鷲大明神の祭にして十一月酉の日に行はる、江戸にては新吉原遊廓裏手の鷲神社の祭礼最も賑かにして、酉の市の代表たり、諸の宝掻き集むるの寓意にて宝物装へる熊手を賣る店櫛比して設けらる、その他には芋頭五色餅等賣らる、何ねは縁起を祝う世の中のこととて、朝より夜に入るまで参詣のもの買物の人見物のもの老若男女来るもの群集し大雑踏を極む、江戸名物の一として風俗画に画かる。

（『画題辞典』斎藤隆三）

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===東洋画題綜覧===

酉の市、また熊手市、おかめ市、東京足立区花畑及浅草に鎮座の鷲〈おほとり〉神社の祭事をいふので、『とりのいち』或は『とりのまち』といふ、まちは祭の約言である、祭日は十一月中の酉の日で、年に依り二回のことも三回のこともある、一の酉、二の酉三の酉といつてゐる、今では段々各地に広まつて東京附近では新宿、品川、四谷、巣鴨、目黒、横浜、王子、草加、蕨、大官、浦和、鳩谷、川口、越ケ谷、吉川、金町、府中、調布を始め約四十ケ所、其他東北、関西方面にも行はれるやうになつた、が、多くは本社の祭日に末社の大鳥神社に祭事が行はれるので、中には普通の市日に、単に熊手市が立つ程度のものもある、之等は酉の市とも、熊手市とも、おかめ市とも呼ばれてゐる、然し最も有名で賑やかなのは浅草の酉の市である、祭神は天之日鷲命と日本武尊の二柱で開運の神様といはれている、お宮では当日午前零時、三時、五時に一番二番三番太鼓が鳴る、一番太鼓が鳴つてから、第三番までにお札を受けた人を福願者としてあるので、前夜から参詣者が押寄せ、殊に当日午後七時頃からは最も雑鬧を極め、此日人込にとられた下駄が翌朝山をなす程である。又縁喜物の商ひが此の祭の特色で熊手、頭の芋など、その代表的なものである、福徳も掻き込む、又、人の頭に立つの寓意あるものである。　　（俳諧歳時記）

風俗画として画かるゝもの多く、『東都歳時記』には長谷川雪旦がこれを画いている。

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

[[category:画題|と]]