笠森おせんのソースを表示

かさもりおせん
----

=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=笠森おせん&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=笠森おせん Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=笠森おせん 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=笠森おせん 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:笠森おせん 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=笠森おせん Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=笠森おせん CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=笠森おせん CiNii図書検索]



===解説===



===画題辞典===

笠森お仙は明和年間に於ける江戸有名の美人なり。蜀山人が、「半日閑話」明和六年の条に。谷中笠森稲荷地内水茶屋お仙（十八歳）美なりとて人皆見に行く。家名鍵屋五兵衛という。錦絵の一枚絵、或は絵草紙、双六、読売等に出る、手拭に染る。飯田町中坂世継稲荷開帳七日の時、人形にも作りて奉納す。明利五年五月堺町に中島三甫蔵がせりふに、「釆女ヶ原に若紫、笠森稲荷に水茶屋おせん」と、是よリしてます〳〵評判あり。其秋中村松江お仙の狂言あり、大当り。お仙を詠ぜる狂詩数首あり、その一例を挙ぐれば左の如し「参詣群集笠森辺、始見正真弁財天、老若拝飲一杯茗、於花団子是於千」

鈴木春信画く所、その数二三にして足らず。

（『画題辞典』斎藤隆三）

[[category:画題|か]]
===東洋画題綜覧===

江戸谷中笠森稲荷前の茶屋鍵屋の女、容貌秀麗、浅草の柳屋お藤、蔦屋お芳と共に明和頃の江戸三美人と称せられた。お仙の美貌に思を寄せたもの数々あつたが応ぜず、その許嫁の士某に嫁した。　　（名女伝）

谷中笠森稲荷地内水茶屋お仙（十八歳）美なりとて人皆見にゆく、家名鍵屋五兵衛といふ、錦絵の一枚絵、或は絵草紙、双六、読売等に出る、手拭に染る、飯田町中坂世継稲荷開帳七日の時、人形にも作りて奉納す明和五年五月堺町に中島三甫蔵が、せりふに『采女が原に若紫、笠森稲荷に水茶屋おせん』と是よりしてます／＼評判あり、其秋中村松江、お仙の狂言あり、大当り。　　（蜀山人半日閑話）

笠森おせんを画いたもの、鈴木春信の作が世に名高い。なほ左の作がある。

一筆斎文調筆　　（重美）　　斎藤報恩会蔵

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

[[category:画題|か]]