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たまものまえあさひのたもと ---- =総合= ---- =歌舞伎= [[浄瑠璃]]、五段、[[時代物]]。浪岡橘平・浅田一鳥等合作。宝暦元年(1751)[[豊竹座]]。 謡曲「殺生石」の王藻前の伝説を中心として、お伽草子「鶴の草子」の神仙譚を織り込んだものである。この歌舞伎は一段目は印度、二段目が中国、三段目以後が日本を舞台としている。現在演じられているのは三段目の切「道春館」のみである。 まず三段目の舞台は清水寺で、王位を狙う薄雲の王子が右大臣道春の娘桂姫を妻にと望み納得しなければ首を打つようにと命ずる。その後、桂姫と陰陽師康成の弟采女之助が参詣に来て、姫は采女之助に恋心を訴える。姫を取り巻く薄雲の王子の一味を采女之助が追い払った後、場面が道春館になる。 道春館の下りでは、桂姫の義理の姉妹である初花姫が登場する。彼女らは上使に来た鷲塚金藤次に、双六の勝負で負けた方の首を切ると命じられる。双六に勝ったのは桂姫であったが、結局桂姫のほうの首が切り取られてしまい、初花姫や桂姫の父は嘆き悲しむ。その後初花姫は玉藻の前として入内することになる。 ''四段目では神泉苑にて、九尾の狐が憑いた初花姫が薄雲の王子の前に正体を明かし魔道の契りを交わすのを美福院が立ち聞き、玉藻の前を暗殺しようとするが、その体が異様な光を発するのである。'' その後場面は那須野に変わる。那須野では、(実は王子の家来那須の八郎の住家)猟師の十作の娘おやなは姿が二つに見える奇病にかかっている。そこに神主と坊主が二人の婿を連れてくる。そして二人の婿とは別の、おやなの夫矢田の大六が帰宅。おやなを切る。実は離魂病とみせたもう一人は大六が入り込ませた遊女亀菊であり、彼女はおやなとは双生児であった。押しかけ婿二人は実は三浦介・上総介であり、その矢に射られた十作は亀菊を娘と知り、非を悔い、髪を下ろして坊主になる。 五段目では御所で殺生薄雲王子に寵愛を受けた亀菊が訴訟を聴く場面である。亀菊は神鏡を采女之助に渡して王子に殺されてしまう。安部康成が玉藻の前の正体を剣の威徳で表し、九尾の狐はまたもや飛び去ってしまう。 その後九尾の狐は那須野で三浦介・上総介に殺され、石へと転ずる。が、坊主になった実作の祈りで怪異は消滅する。 以上のような話である。 参考 「丸本時代物集 4巻」 東京創元社 1968-1971 [[Category:歌舞伎|たまものまえあさひのたもと]] ----
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