棕櫚のソースを表示

しゅろ
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=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=棕櫚&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=棕櫚 Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=棕櫚 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=棕櫚 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:棕櫚 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=棕櫚 Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=棕櫚 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=棕櫚 CiNii図書検索]



===解説===



===東洋画題綜覧===

棕椶、或は棕梠とも書く、棕櫚科の常緑喬木で、日本では対馬、琉球、台湾、九州等に自生を見る、又南清地方にも産し、これを唐棕櫚と呼んでゐる、幹が円柱状を為して高く三丈余に達し、枝を生ずることなく、その梢から大きな円い団扇のやうな葉を出す、葉は長い葉柄を有し、深く幾つにも裂け先が折れる、葉柄の切口は三角形で、その角には極く細い刺がある、雌雄株を異にし、五月から六月にかけて花を開く、花は黄色で無数に集合し同じ色の苞に包まれてゐる、古く『須呂之木』などゝ呼ばれてゐた。

あさまだき梢ばかりにおとたてゝ棕櫚の葉すぐるむら時雨かな　　（夫木和歌鈔）

この樹は特色があるので画にもよく画かれる。

荒木十畝筆　　『棕櫚と蘇鉄』　　第七回文展出品

中倉玉翠筆　　『棕櫚林』　　　　第十一回文展出品

吉岡堅二筆　　『棕櫚』　　　　　第八回帝展出品

常岡文亀筆　　『棕櫚』　　　　　第十四回帝展出品

松本姿水筆　　『同』　　　　　　第三回日本画院出品

川合玉堂筆　　『早春』　　　　　第八回淡交会出品

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

[[category:画題|し]]