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うのはなぐるま ---- =画題= ===画像(Open)=== *[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=卯の花車&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム] *[http://ukiyo-e.org/search?q=卯の花車 Ukiyo-e.org] *[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=卯の花車 大英博物館Collection_Online] *[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=卯の花車 東京国立博物館] *[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:卯の花車 文化遺産オンラインDB] *[https://www.google.co.jp/search?q=卯の花車 Google_Search] *[http://ci.nii.ac.jp/search?q=卯の花車 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=卯の花車 CiNii図書検索] ===解説=== ===東洋画題綜覧=== [[清少納言]]が『[[枕草子]]』の一節で、[[五月雨]]の降りみ降らずみのある日、[[杜鵑]]の声を尋ね聞かうと四人ばかりで賀茂の奥へ行く、田舎家の馬の絵書いた障子や、網代屏風、三稜草簾などに興がつて、杜鵑の声もうはの空に聞いてしまう、その道々[[卯の花]]の咲いたのを折りながら、車の簾に挟むといふ情趣深き場面で、冷泉為恭及円山応挙(松平子爵家蔵)近く磯田長秋(聖徳太子奉賛展)にこれを図したものがある。本文の一節を引く。 卯の花のいみじく咲きたるを折りつゝ、車の簾傍などに、長き枝を葺き指したれば、たゞ卯花重を、こゝに懸けたるやうにぞ見えける、供なる男どもいみじう笑ひつゝ、網代をさへつきうがちつゝ、こゝまだし、まだしとさし集むなり、人も逢はなんと思ふに、更に怪しき法師、あやしのいふかひなき者のみ、たまさかに見ゆるもくちをし。 (『東洋画題綜覧』金井紫雲) [[category:画題|う]]
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