由良の門を渡る舟人かぢをたえゆくへも知らぬ恋の道かな

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総合

小倉擬百人一首第46番 曾禰好忠(そねのよしただ)

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歌意:由良の瀬戸をこぎわたる船頭がかじをなくして行方も知れずただようように、この先どうなるかわからないわたしの恋の道であることよ。

『新古今集』恋1・1071。当事者にも行く末のわからない恋の不安を詠んだ一首といえる。