杜審言

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

としんげん


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

唐代の詩人、字は必簡、襄陽の人、進士に擢でられ隰城の尉と為る、才高きを恃み世に傲つて悪まる、嘗て人に語つて曰く、吾が文章必らず屈宋を得て衙官と作し、吾が筆王羲之を得て北面せしむベしと、武后之を用ひんとして間うて曰く、卿喜ぶや否やと審言辞謝す、神竜の初め張易之に交通するに坐して蜂州に流され、又入つて修文館の直学士となつた、集十巻あり、その詩は『唐詩選』に収められてゐる。  (唐詩選作者略伝)

     渡湘江     杜審言

遅日園林悲昔遊、今春花鳥作辺愁、独憐京国人南竄、下似湘江水北流。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)