勾勒竹

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こうろくちく


画題

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解説

画題辞典

竹葉の各一葉づつ細線を以て輸廓を取りて中間を空白に残し画きたるものを勾勒竹と称す、文人画家の図する所なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

竹の画法の一、たけ「」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


の葉各々一片づゝを細線を以て輪廓を取り、中間を空白に残して画くもの、『芥子園画伝』に曰く。

先用柳炭将竹竿朽定、再分左右枝梗、然後用墨筆鉤葉、葉成、始依所朽、竿枝与節一一画出、俾枝頭鵲爪尽与葉連、要穿釵躱避、方見層次、竿之前後、墨分濃淡鉤出、前宜濃、後宜淡、此乃勾勒竹法、其陰陽向背、立竿写葉、与墨竹法同、可類推之。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)