|
「御名も同じ」
正先へ打込み
− 運歩に合わせて極めて徐々に真上から目の前を通って下まで扇を持ってくる。そして、正面をさす。足は左足から六足正先に進み、両足を揃える。扇を一旦下におろし、次の開キに移行する。六足正先へ打込むとき、直線コースに出ずに、やや右方へ弧状を描いて出ることで、正先へ来た時には正面向きの体勢にまでなっている。「今熊野」
開き ―
両手を等分に広げ、足は左、右、左と三足引いて両足を揃え常の構えに戻る。
(左の足をいささか引き残し、別に直シながら広げた双手を常の構えまで縮める)