頼政詠歌

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よりまさえいか


画題

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解説

画題辞典

源三位頼政は武将にして和歌に堪能なり、源平盛衰記に曰く、鳥羽院の時、頼政菖蒲といふ女官に志深かりし由洩れ聞えて、院その志を哀れに思召し、菖蒲を下し玉はんと、同じ様なる女房二人を菖蒲に具し三人出され、選び取れよとありしかば、頼政見分けかね、五月雨に沼の石垣水こえていづれあやめと引ぞ煩ふとありしとなり、是れ頼政詠歌として知られたる逸話なり、近頃守住貫魚の筆あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

げんざんみよりまさ「源三位頼政」の項を見よ。      

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)