阿難尊者

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あなんそんじゃ


画題

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解説

東洋画題綜覧

阿難尊者は、仏十大弟子の一人、『和漢三才図会』に曰く、

阿難尊者、第二祖、当周夷王之時、阿難姓刹帝利、中天竺王舎城人、白飯王之子、釈迦之従弟、本名阿難陀、(此云慶喜又名歓喜)投仏出家、多聞博達、智慧無碍、世尊乃命為偖者、至是垂入涅槃、至綂伽河、五百羅漢、自空而下、中有二羅漢(曰商那和修曰末度迦)知其皆大器、而命之曰、昔如来以正法眼蔵、付大迦葉、入定而付於我、我今将滅、用伝汝等乃以偈授之而滅、各分舎利起宝塔供養之。

『古今事類全書』前集に曰く

第二祖阿難、将入滅雪山五百仙人、飛空而至、阿難為説法。

阿難を画いた近作、

山崎良夫筆  『阿難と摩登伽』  第二回帝展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)