阿氏多尊者

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あしたそんじや


画題

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解説

画題辞典

阿氏多尊者に十六羅漢の一なり、鬚眉皆白く、袖手して趺坐す、胡人その前に拝伏し、蛮奴手に柱杖を持ち、侍者合掌して立つ、是れをその図となす。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

阿氏多尊者は、十六羅漢の第十五、大阿羅漢難提密多羅所説法住記に、第十五尊者は自の眷族千五百阿羅漢と与に多分は住して鷲峰山中に在りとあり、西蔵の所伝にては之を十六阿羅漢の第二尊とし、優尸羅山に住すといへり、其図様は一定せず、或は磐石の上に坐して右膝を抱き、或は膝に手をかけ、岩下に赤履を置く。  (仏教大辞彙)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)