羅睺羅尊者

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らごらそんじゃ


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

釈尊の嫡子である、此の王子、妃の母胎に六年間覆障せられて出でず、故に羅睺羅即ち覆障(羅睺羅、此に覆障と翻す、阿修羅の月を食み、月明を障ふるを羅睺といふ)と名づけられたのであると、仏十大弟子の一にして密行第一と称せらる、仏の嫡子たる外に同名の人、印度に多く、竜樹菩薩の弟子にもあるが、釈尊の嫡子が最も有名である。  (仏教辞林)

羅睺羅尊者を画いたものに左の作がある。

狩野探幽筆  (釈迦、耶輸陀羅、羅睺羅三幅対)  鍋島閑叟公遺愛品

尾竹竹坡筆                    第一回文展出品      

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)