ちごふげん
普賢菩薩を童形となし和装せしめたるものにして、稚児文殊と共に純日本趣味の発揮なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
普賢菩薩の姿を童形にして和装せしめ、象に騎つた図である、稚児文殊とともに、何処までも日本趣味にしたもので、時に浮世絵などにも画かれる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
普賢菩薩を童形に画き、全く日本風に創作せるもの。作例極て多い。