秦部総成女

提供: Open GadaiWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

はたべの ふさなりのむすめ


画題

画像(Open)


解説

前賢故実

sakBK01-0080-07_25.jpg

下野国の秦部正月満の妻。純潔で操を守る人だった。正月満が早世した後、子供たちを扶養し、再婚することがなかった。益々に節操を固執し、常に仏事を修め、夫の供養を続けた。斉衡元年、朝廷は彼女を誉め称えて、爵二級を賜与、亡くなるまでの労役を免除、門閭に表彰の印を掲げられた。

(『前賢故実』)