水芭蕉
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みずばしょう
画題
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解説
東洋画題綜覧
山間池沢に生ずる天南星科の多年生草本、葉は芭蕉の葉に似た長さ二尺余幅一尺許になり短かい葉柄が相抱いて叢生し、時に葉の面に浅黒い斑のあるものもある、春、白い仏焔状の花を開く、何処か神秘的な感じがする、尾瀬沼はその自生地として知られてゐる。
近来、此の植物のみを画いた作往々見受けられる。水上泰生にその作がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)