東遊
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詳細書誌情報
- よみ あずまあそび
- 巻冊
- 著者
- 成立年
諸本
版元
(+は古典籍総合目録で確認)あづまあそび
画題
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解説
画題辞典
東遊は舞楽の一なり、我国東国の風俗歌に合せて舞ふものにして、舞人六人、拍子一人、笛一人、篳篥一人、和琴一人、付歌一人、琴持二人、合計十三人より成る。貞観三年三月、東大寺の大仏供養に近衛の壮者二十人之を奏すと三代実録にあるが記録に見えたる初とする。
伝藤原信実筆(鷹司公爵家所蔵)
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
東国の風俗歌に合せてする舞楽の名、一名東舞、又駿河舞、専ら神事舞として奏せられ明治維新後は皇霊祭等に用ひらる、此舞楽は歌と和琴と、笏拍子とを主とし、珀笛、篳篥音を助く、舞人六人、或は四人、青摺の小忌衣に細纓、老懸の冠で、歌曲に一歌、二歌、駿河歌、求子歌等がある、三代実録に、
貞観三年三月十四日、東大寺大仏供養、近衛壮歯者廿人東舞、云々
これを描いたもの、古く藤原信実筆と伝ふるもの鷹司公爵家にあり、近く、小堀鞆音筆(淡交会第二回展出品)がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)