張九歌
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ちょうきゅうか
画題
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解説
東洋画題綜覧
張九歌は支那の仙人、羅を畳んで剪りこれを蝶としたといふ面白い逸事が伝へられてゐる、『列仙全伝』第七に曰く
張九歌。宋慶暦中、居京師、雖凍雪亦単衣、燕王奇之、嘗召与飲、後見王曰、将遠遊、故来別、有小技欲以悦王、乃取羅重畳剪為蝶状、随剪飛去遮蔽天日、少項呼之、皆来復為羅、王曰、吾寿幾何、曰与開宝寺浮円斉、浮図災王亦薨。
これを書いたものに富田渓仙の作(第七回日本美術院出品)がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)