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●資料の分類と所蔵番号の基準ー番号予約リストについて

資料がデータベース化されていく過程において、初段階の分類と記録が必要である。分類と記録を済ませていいく為の整理番号は撮影の段階を準備するものでもあり、撮影は「番号予約リスト」の順番に進めていく。資料の分類が後の記録の諸段階に影響が大きいので、基準に沿って資料の特徴と性格を把握する認識が求められる。但し、分類にぴったり当て嵌まらない整理のしがたい資料が色々と存在している。以下の番号予約の分類に当て嵌まらない場合、或いは二つの分類に当て嵌まる場合は、先輩もしくは最高責任者である赤間亮先生にご相談下さい。
アートリサーチセンター(arc [林コレクションなどのコレクション])の和本類(books=BK)は寸法によって、次のように分類する:
arcBK01=大本
arcBK02=半紙本
arcBK03=中本
arcBK04=小本
arcBK05=豆本
arcBK06=巻物類、張込帖、冊子で無いもの
arcBK07=一枚物
これらの分類に当て嵌まらないものは、「08」の番号を当てて予約番号を成す。洋装本、や近代の和装本に該当する分類。
尚、横本の分類に当たっては、縦に並んだ時の寸法に従う。
更に上記の和本仕立ての形態になっていない資料は以下の通り:
arcBK08=上記の分類に当て嵌まらないもの、又は洋装本。
arcBK09=地図類
arcBK10=江戸の「顔見世」番付と「辻」番付
arcBK11=江戸「役割」番付と「絵本」番付
arcBK12=上方とその他の地域の顔見世番付、辻番付、役割番付
arcBK13=上方とその他の地域の絵尽
arcBK14=その他の上演に基づく番付等の資料
又、「E」が使用されている資料番号は艶本類、または好色ものに割り当てる。この資料群にも区分し、次の分類に分けられている:
arcBKE02~arcBKE06の登録番号は上記の分類の番号に同じく、本の形態による分類を行う。
浮世絵は「UP」と番号の前に記す。
上記の分類の方針は一般的な方針として、個人のコレクションにも通しているものである。