しんかぶきじゅうはちばん
歌舞伎十八番を制定した七世市川団十郎が、さらに得意芸を十八種選ぶつもりで、二種だけ決定して没した。その後九世団十郎が自分の得意芸を加えて三十二種にした。この場合十八番は十八種をいうのでなく、得意なことを意味する。