らんちく
竹と蘭とを配するものに蘭竹と題ず、明清画系統の画家、本邦の近代にては、東に於ては渡邊華山、椿椿山、及其一派、西に於ては鐵翁、竹洞及英一派の画家の描くもの甚だ多し。
(『画題辞典』斎藤隆三)
蘭の曲線に対するに、竹の直線を以てしたもの、明清以降の文人画に殊に多い。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)