ほうしゅんちょう
鴬の雅名である、寺島良安の『和漢三才図会』に曰く、
荊州毎至冬月、於田畝中得土堅円如卵者輙取以売、破之鴬在其中、無羽毛候春始生羽、破土而出、諸山記云、鴬如鴝鵒而色蒼、毎至正二月鳴曰春起、至三月止鳴曰春去、採茶之候也、呼為報春鳥。
と、鴬の絵に時に報春鳥と題するものがある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
うぐいす「鴬」の項を見よ。