「慈鎮和尚」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(相違点なし)
|
2021年12月7日 (火) 19:09時点における最新版
じちんわしょう
画題
画像(Open)
解説
東洋画題綜覧
慈鎮和尚は天台の座主、初の名は道快、大僧正に叙し慈円と曰ふ、関白藤原忠通の子である、性学を好み、一技一能あるものは之を養ふて棄てず、信濃前司行長、博学の名があつたが後遁世したので、慈鎮衣食を給して救助した、故に其平家物語を著すや山門の事を記して其恩に報いたといふ、嘉禄元年九月二十四日寂す、年七十一、和歌をよくし集を『拾玉集』と云ふ。 (諸門跡譜)
その作二三を引く。
山ふかみ岩本小芹摘みに出でてそをだに春のしるしと思はむ。
鴬は花のゆかりの音なりけり待つとても鳴く散るとても鳴く。
今更にかへり住めとや菫つむわがふるさとの春のゆふぐれ。 (拾玉集)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)