麻多羅神
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まだらじん
画題
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解説
画題辞典
天台宗に於て常行三昧を行ふ際の秘密守護神にて、伝教大師が一實神道に基くものなり、恰も禪家の公案の如く極秘極密の伝法となす、其図は中央に頭に唐制の幔幞を被り身に和様の狩衣を着け、左手に鼓を持ち右手之を打つの態をなす、その左右に二童子あり、風折烏帽子を戴き右手笹葉左手茗荷を取り舞踊す、頂上には雲あり雲中北斗七星輝く、古画台宗寺院に多し。
(『画題辞典』斎藤隆三)