鸚鵡

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おうむ


画題

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解説

東洋画題綜覧

鸚鵡は、正しくは鸚鵡類中の『きばたん』をさしていふのであるが、ここには鸚鵡類の総てに向つて此の名を用ひることにする。従つて鸚歌もこれに含まれる。この鳥は濠洲辺を原産地とするものもあれば、南米を故郷とするものもある。日本には大化三年に新羅から孔雀と鸚鵡各一双を献じたこと史に見える。鸚鵡の名を独占してゐる『きばたん』は濠洲の産でよく物真似をする処から愛玩動物として古来珍重された。鸚歌類は、五色いんこ、おかめいんこ、金剛いんこ、黒髪いんこ、せきせいいんこ、其他種類極めて多い。鸚鵡、鸚歌を画いた作も極めて多い。

伊藤若冲筆  『鸚鵡図』   石川確治氏蔵

長沢芦雪筆  『木筆鸚歌』  双軒庵旧蔵

柳里恭筆   『鳥類図譜』  紀州徳川家旧蔵

山村耕花筆  『婦女愛禽図』 日本美術院出品

榊原紫峰筆  『鸚鵡』    画集所載

川端竜子筆  『馴語』    東京会展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)