鳩摩羅伽天
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くまらきゃてん
画題
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解説
画題辞典
鳩摩羅伽天は梵天の化身なりという、又童子天ともいう、金剛界曼荼羅の謁磨会に属す。その形像は童子形にして白肉色、首に三髪あり、左手に拳、右手に剣を執る。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
梵王の化身、拘摩羅天ともいひ、童子天と訳す、其形像は鶏を擎げ鈴を持ち幟を捉り孔雀に騎る。(以上大智度論の説)曼荼羅鈔には『此天自然外道の類也致万法自然生勝解、無動揺故用勝義字、或用阿字、自然生義歟』とあつて、其形像は童子形、白肉色、首に三髪あり、左手は拳、右手は剣を執る、金剛界曼荼羅会中羯磨会に属す。 (日本百科大辞典)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)