鳥追
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とりおい
画題
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解説
東洋画題綜覧
物乞ひの女房、娘ども、新年に新しき綿服を着、紅染の手甲に日和下駄をはき、編笠をかぶり、三四人、三絃胡弓を弾きつれて、人家に就いてかしましく唄うたひ、銭を乞ふもの、常には女太夫である。 (大言海)
春初に乞児の女、衣服を飾り編笠き、三線胡弓など携へ、弾じつゝ歌うたふを鳥追と云ふ、悠々としたる容体なり。 (甲子夜話三)
浮世絵などによく画かれる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)