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ふな


画題

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解説

東洋画題綜覧

鯉科の魚、鯽魚、吉魚、体はやゝ長く、側扁く背外廓やゝ急に高くなり、体長二四〇粍あるもよりは小形で、口は先端にあつて口鬚なく、鯉との区分は口鬚による、背鰭二十軟条、臂鰭九軟条、側線上の鱗数二十六箇、色は橄欖色で下部は白色、変種多く琵琶湖には源五郎鮒あり、金鮒は丸味があり、やゝ大きい種類に銀鮒がある。

鮒を画いた作は極めて多い、主なる作二三。

銭舜挙筆    『笹鮒』      伊達伯爵家旧蔵

頼庵筆     『鮒』       溝口氏蔵

呉春筆     『源五郎鮒』    神戸田村氏旧蔵

円山応挙筆   『衝立の鮒』    京都毘沙門堂蔵

水上泰生筆    『鮒』        第八回帝展出品

堅山南風筆 『魚楽五題』の中  第十三回院展出品

川端竜子筆   『寒鮒』      昭和七年作品

藤田豊四郎筆  『同』       昭和十三年尚美展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)