高士観月

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こうしかんげつ


画題

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解説

画題辞典

高潔節義の人の月を賞するの光景を図したるものにして、支那本朝共に古えより好んで図せらるゝ所なり。

黒田侯爵家に宋馬遠の筆あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

高士世俗を離れ、風月山水を友とし幽境にあつて、皎ゝたる月に対するの図である、好画題として、画かるゝ処少くない。

老住香山初到夜、秋逢白月正円時、従今便是家山月、試問清光知不知。白居易

の如き将にその境地である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)