きんいこうし
金衣公子は鶯の別名なり、鶯を図して斯く題すること少しとせず、椿椿山の作あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
鴬の異名であり、出所は『天宝遺事』に載する処、
明王見鴬於禁苑中 呼為金衣公子
から来て居り、鴬の作に、これを題するものもある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
うぐいす「鴬」の項を見よ。