酸漿

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ほおずき


画題

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解説

東洋画題綜覧

ほほづきは茄科に属する宿根草で春の末頃芽を出し夏の初めに葉繁り秋に結実する、萼が発達して袋のやうに果実を包む、初めは青いがだん/\朱色に染つて美しい、此の漿果の種子を生し、水分を絞り婦女が口に入れて鳴らす、灯籠草、灯籠児、掛金灯、洛神珠、王母妹、紅姑娘、姑娘花などいろ/\の異名がある、和名古く赤かがち、森田恒友が好んで之を画いた。鏑木清方にもその作がある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)