辰松八郎兵衛

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

たつまつはちろべえ


総合


歌舞伎

人形遣い。三代あるが、初世が著名。突込み一人遣いの代表者である。元禄十六年竹本座で「曾根崎心中」のおはつを遣ってより、女形人形の名手として知られ、宝永二年の「用明天皇職人鑑」鐘入りの段で、はじめて人形の出遣いをこころみた。のち江戸に下って人形芝居を興行し人気を呼んだ。寛延三年(1750)没。六十六歳。 →突込み遣い