かちゅうしんせん
画題
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解説
画題辞典
花中神仙は海棠花の称なり。群芳譜に「海棠に四種あり貼梗、垂糸、西府、木瓜なり。蜀に盛にして秦中之に次ぐ。其花甚だ豊に其枝甚だ柔かなり、之を望むに綽約として処女の如く、其色あり香なきを以ての故に唐の相賈耽花譜を著わし、以て花中の神仙をなす云々」文人画家の好んで画く所也。
（『画題辞典』斎藤隆三）
東洋画題綜覧
海棠の異名で、此の花のみを画いて斯く題す、出処は『書言故事』に
花木録、唐相賈耽著百花譜、以海棠為花中神仙。
とあるに依る。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）
かいどう「海棠」の項を見よ。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）