素心蘭
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そしんらん
画題
画像(Open)
解説
東洋画題綜覧
素心蘭は蘭の一種で、漢名白茎、其葉建蘭に似てやゝ短く葉中一縦白道あつて葉本から直に葉先に至る。秘伝花鏡にいはゆる金稜辺のやうである。夏の比或は秋に至つて葉中から白茎を抽て淡青白花を開くこと九萼、毎弁緑縦道あつて花心白い上に殊に潔白なる星多く、香気衆蘭より高い。消夏三友の一。 (古今要覧稿)
清人張秋穀にその作がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)