空摺

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総合

からずり


墨線の代わりに輪郭線をへこませ、事物の質感を強める技法。空摺用の版木に絵の具をつけず、しめりを与えて強く摺る。きめ出しと同様、奉書紙など強く厚い紙を用いることにより効果を発揮する技法である。

(引用 原色浮世絵大百科事典 大修館書店 1981.11)