るりくわんおん
瑠璃観音、又香王観音ともいふ、三十三観音の一なり、蓮花の一葩に乗りて水上に浮び、両手に香炉を捧ぐるもの是れなり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
竜身 身相は大青色、頂上に竜頭を現し瞋恚忿怒の相、定慧に黒雲を握つてゐる、又香王観音ともいひ、一葉の蓮花に乗り水上に浮び両手に香炉を捧ぐる姿に画く。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
かんのん「観音」の項を見よ。