王右軍愛鵞

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おうゆうぐんあいが


画題

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解説

東洋画題綜覧

王右軍鵞鳥を愛したといふ故事、山陰に道士があつて鵞を飼つて居た、王右軍がそれを見てゐると、道士の曰く、希くは道徳経を写して給はれ、我これを贈らうと、王右軍は欣んで道士の為めに道徳経を書いた、写し終り道士から鵞を受取るや否や籠を開いて放つてやつた。

これを画いたもの

谷文晁筆   『右軍愛鵞』   中山佐市氏旧蔵

円山応挙筆  『陶靖節』双幅  近江浅見家旧蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)