独木舟

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まるきぶね


画題

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解説

東洋画題綜覧

丸木を二つに割り、中を刳りぬきくぼめて作つた船、まろき舟、また、うつろ舟など。

房州安房郡山刀村に船越大明神と云ふ社あり、神前にさゝげたる古代の丸木舟二艘あり長さ一丈六尺、胴の間五尺余にて木色は薄紫なるが何といふ木なるや知る者なし。  (閑窓瑣談)

南国の風景画などに往々画かれてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)