清涼大師

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せいりょうだいし


画題

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解説

東洋画題綜覧

清涼大師は澄観国師といふ、華厳宗第六祖と称せらる、唐、越州山陰の人、十一歳、宝林寺需禅師によつて法華経を誦し、十四歳得度し、長じて『華厳』『三論』を学び、天台を湛然に問ひ、南北二禅を無名慧雲に受け、のち遥に賢主によつて華厳を究めた、大暦十一年五台山に遊学し華厳寺に住持となつた。開成四年三月六日、百二歳で入寂した、其著に『随疏演義』『華厳経綱要』がある。  (仏教辞林)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)